企業が抱える問題、目標、夢はさまざまです。
収益力を上げる、管理体制を立て直す、生産を倍増する、コストを半分にする…。
企業が直面する、こうした諸問題の解決法は、実はどれも至極簡単です。
それができる人材を入れてしまえばいい。それだけです。
さらにいえば、逆にこの方法以外では、当面の課題を即座に解決することなど、まず不可能です。仮にできたとしても、それは偶然に出来てしまっただけです。
次に同じ問題に直面したときに、再び解決できる保障はどこにもないのです。
ノウハウを持った人材がいてこそ、根本的な解決に結びつくのです。
現代のビジネスシーンにおいては『スピード』が勝負です。
何年先にものになるかわからない新人を大量に採用し、ご丁寧に教育していたのでは間に合わないのです。「今」がなければ「未来」はないのです。
新卒採用をまったく否定するつもりではないですが、あまりに偏向しすぎるのは、今の時代にそぐわないといわざるえません。
競合他社に抜きん出て営業業績を上げ、会社を牽引してくれる経験豊かなエグゼクティブやミドルマネジメント層こそ、今この瞬間の企業の成長には欠かせないのです。
こうした人材が確保できないとあらば、企業にとってはまさに死活問題なのです。
”スカウト”の部分だけがヘッドハンターの仕事ではないのです。
ヘッドハンティングとは”人”や”組織”という観点から、企業が抱えるあらゆる問題に対してソリューションを提供する『コンサルタント』なのです。
コンサルタントである以上、ヘッドハンティングは依頼企業からの要求を一方的に”承る”だけの存在ではないのです。
依頼企業の内情について詳しい説明を受け、改善のためにはどのような人材が必要かを経験とノウハウによって分析します。そして、人材マーケットの実情に即したスカウト&採用プランを練り上げ、プレゼンテーションを行っていきます。
依頼企業の本質的な経営問題にまで踏み込んで、クライアント自身でさえ気付いてない問題点や経営課題について提案することもあるのです。
高度なサービスを提供するヘッドハンティングには、幅広い能力や資質が必要となります。
ゼネラリスト系能力
クライアントの業種はさまざまであり、スカウトの対象となる人材のポジションも多岐にわたります。ヘッドハンティングには、企業組織や業界を広く俯瞰(ふかん)して理解し、問題にたいする”解”を導き出せるゼネラリスト的な力が必要となります。
スペシャリスト系能力
企業に必要とされる人材の職域は、管理、営業、財務、技術など幅広いです。
どのような職種の人材を求められたとしても、その対象となる職務について、一定以上の知識と理解を持たなければ、ターゲットを定めた的確なスカウトは行えません。
コミュニケーション能力
クライアントとスムーズにコミュニケーションできなければ、企業の抱える問題も見えてこないし、どのような人材が求められているのかも分からないです。
また候補者との信頼関係を築かなければ、スカウトなどおぼつかないです。ヘッドハンティングにとって、相手と意思の疎通をはかっていけるコミュニケーション能力は、絶対的に必要な職業的要素なのです。
マネージメント能力
エグゼクティブサーチの過程では、社内メンバーはもとより、外部のアライアンス企業やパートナーと連携して作業を進めていくことも多いです。
また、案件によっては、プロジェクトチームを組織することもあります。ヘッドハンティングは、その中心となって指示・調整役を担い、最大の効果をあげていく管理能力も必要となります。
嗅覚とセンス
”人”を相手にするビジネスなので、表には現れない本質を見抜くセンスが要求されます。
また、”鼻が利く”という言葉がありますが、どこにアンテナを向ければ有益な情報をつかめるか、誰にコンタクトを取れば力になってもらえるかを、感覚的に嗅ぎ分けられる能力も重要です。
その他、論理的思考力や企画力、プレゼンテーション能力、成果物の作成能力、そして交渉力など、ヘッドハンターへの要求水準は高いです。