クライアント企業の方やヘッドハンティング会社の方もお互い日々忙しく仕事をされていると思いますが、出来れば月に1〜2回程度直接電話して状況確認をしましょう。
根掘り葉掘り聞くまでもないですが、ヘッドハンターと、たまにコミュニケーションをとることは、とても意義があることです。
伝えることだけ伝えて後はヘッドハンターに任せっきりではなく、クライアント企業側もサーチ状況を把握し、もしもサーチがうまく進行しないのであれば、ヒアリングをしてできる限りのサポートをしようという姿勢を持つことが大切です。
よい人材を確保するということは、企業とヘッドハンターと二人三脚で進行するものなのです。
特に成果報酬で依頼をした場合、決定者が出なければビジネスとして成立しないために、ヘッドハンター側が積極的に動いてくれないことが多々あります。
そうならない為にも、ヘッドハンターに気持ちよく動いてもらうのは、やはり適切なコミュニケーションでしょう。小さなコミュニケーションの積み重ねが、ヘッドハンターとの良い関係を作り出し、結果的に納得のできる人材の獲得につながるのです。

優秀なヘッドハンターと良好な関係が築けていれば、人事の採用担当の方にとって、一つの財産と言っても過言ではありません。
もちろん経営者の人にとっても同じことが言えます。自分の会社のことを業務内容から社風までよく知っていて、人材が必要なときにすぐに相談に乗ってもらえるヘッドハンターは、経営者にとって大きな力となります。
つまり、ヘッドハンターーと良好な関係が築けていれば、トラブルが起こる可能性を回避できるだけでなく、良好な関係にある経営者や人事の採用担当者からの依頼なら、成果報酬だろうがリテーナーだろうが関係なく、ヘッドハンターは優先的に案件に対応してくれて、人材サーチに注力してくれることでしょう。
ヘッドハンターと良い関係を築くには、まず実績が前提ですが、サーチ案件の依頼を継続することです。
そうすれば、お互いの信頼も深まりますし、長いつき合いになると思えば、いい加減な対応もなくなります。また、コミュニケーションを長期的に築くことにより、お互いに打ち解けてくることも期待できます。
そのためには依頼するヘッドハンターを絞り込むことです。
ヘッドハンターによって業種や職種の得意不得意があるので無理に一社に絞り込むことではありませんが、必要以上に数多くつき合っていても、広く薄い関係になるだけです。それよりも数社で良いので、深く濃い関係のヘッドハンターを持つように心がけましょう。
優秀なヘッドハンターほど、一度にいくつものサーチ案件を抱えていて、人にもよりますが10〜20件を同時進行で進めているのが普通です。
したがって、ヘッドハンターの中では、案件に優先順位が出てきてしまいます。一番優先順位が高いのがリテーナーの案件となり、リスクを抱える成功報酬の案件はどうしても後回しにされがちです。
しかし、実際にはヘッドハンターとクライアントである企業との関係で、その優先順位も変わってきます。それまでに何度も紹介実績のある企業であれば、長い付き合いを考えて、たとえ成功報酬でも優先順位は高くなり一生懸命対応してくれるでしょう。