候補者とクライアント企業の方が会うときは社長であれ、誰であれ、「面接」という雰囲気を出さないようにすることが重要です。
そもそもヘッドハンティングで採用をする場合、候補者と採用者側の立場は同等なのです。
もしくは、候補者は「お客様」で、採用者より立ち場は上なのだと心得ていても良いくらいです。
ここで、「面接」という雰囲気を出してしまうと、そもそも転職の意志がさほど強かったわけではない候補者なら、あっさりと引いてしまいます。
こちらから、積極的に候補者の話を聞きにいきましょう。面談にも関わらず、採用担当者が受身になっているケースが多いです。
ヘッドハンティングの面談は候補者に対していかに関心を抱き、入社して欲しいと思っているかを積極的に伝えていかなければならないのです。
候補者と入社条件が確定したら、必ずオファー(内定)レター【採用決定通知書】を作成して候補者に送ります。
ここを怠って口約束のままにしてしまうと、候補者としても安心して転職を決断し現在の会社に退職届を出せませんし、また入社後に条件内容が違うといった揉めごとの原因にもなってしまう可能性もあります。
これまでオファーレターを出した経験がなくて社内も該当するような文書がない場合は、ヘッドハンターに代行して文書を用意してもらうことが可能です。
オファーレターを出してから入社までは、引き継ぎの関係から通常1〜3ヶ月程度の時間が空きます。その間にもし可能な機会があれば、その入社決定者を社内に事前に紹介できる場を設定されるといいでしょう。
また、実際の入社までは適宜ヘッドハンターと連絡を取って、入社決定者の状況をうかがっておきましょう。
最近では、退職の意志を社内に告げても優秀な人材ほどかなり強い引き留め工作があり、入社を撤回しかねない場合もたまに出てきますので、入社決定者に対するフォローは重要です。
もちろん、無事入社後もヘッドハンターから電話がかかってきたら「入社後も、大変がんばってもらってます」などと転職してきた方の様子を知らせておくことも大切です。
ヘッドハンターとしての業務そのものは、基本的に決定者が入社するまでですが、決定者の入社が完了した時点で終わりにしてしまうのではなく、なるべく定期的にコミュニケーションをとるようにすることをオススメします。
そうすることで、ヘッドハンターも紹介した人を気にかけて声をかけたり、何かトラブルがある際には、フォローをしてくれることでしょう。そうしてヘッドハンターとの良い人間関係が築かれていくわけです。